結婚式場選びは結婚準備の中でも特に重要なステップです。しかし「何を基準に選べば良いかわからない」「費用や演出の自由度、アクセスなど優先順位が決まらず不安」と悩む方も少なくありません。
本記事では、結婚式場を選ぶためのステップとポイントをわかりやすく解説します。式場見学で確認すべき項目や見積もり比較の方法、パートナー間で条件をすり合わせるコツ、後悔しないための注意点まで網羅しています。
大切な結婚式を最高の一日にするために、ぜひ参考にしてみてください。
※本記事で活用しているデータは、「ゼクシィ結婚トレンド調査2024調べ」に基づいています
結婚式場の選び方ステップ1:理想の結婚式のイメージを明確にして条件を決める
まずはおふたりで結婚式の理想像やイメージを具体的に共有することから始めましょう。どんな雰囲気・スタイルの結婚式にしたいのか、思い描くイメージを話し合うことで式場選びの方向性が見えてきます。
例えば以下のようなポイントについてお互いの意見を出し合ってみましょう!
結婚式にかける費用や予算を決める
どれくらいの予算がかけられるのか、いくらくらいのプランになりそうなのかを把握
招待人数と予算を決める
参加人数に応じて収容可能な式場の規模を検討、費用もおのずと見えてきます
式場のスタイルや雰囲気をイメージする
式場のスタイルが定まれば、そのスタイルやコンセプトにあう式場を選べます
立地や式場までのアクセスを確認する
駅近・送迎バス有無など交通利便性でゲスト負担を軽減
衣裳や演出など希望をまとめる
ドレスや装花の持込可否と追加料金を確認し希望一覧を作成
結婚式にかける費用や予算を決める
結婚式の予算を決めるときは、まず自己資金やご祝儀、親族からのサポートなど、使えるお金をざっくり合計してみましょう。
平均費用を参考にする場合は、地域や招待人数によって違いがあるので、衣裳や料理、お花など予算が膨らみやすい部分にはちょっと余裕を持たせておくと安心です。
予算表を作成し、それぞれの項目ごとに上限を決めておくと、実際の打ち合わせの中で追加オプションを選ぶ際に優先順位をつけやすくなるのでおすすめです。
招待人数と予算を決める
招待人数は、料理や引出物など多くの費用に関わる大切なポイントです。まずは親族・友人・職場ごとに分けて、確定・検討中のゲストを色分けしたリストを作ると整理しやすくなります。
招待人数がある程度決まってくると、収容人数と照らし合わせて披露宴会場を決めやすくなります。少し広めの会場を選べば、車いすやベビーカーを利用するゲストがいる場合も安心です。
また総費用をゲストの人数で割って一人当たりの目安金額を出すことで、予算のイメージもつきやすくなります。
式場のスタイルや雰囲気をイメージする
式場のスタイルや雰囲気をイメージする際は、それぞれの会場タイプの特徴を知っておくと選びやすくなります。
ホテルはサービスや宿泊の便利さが魅力で、ゲストハウスは貸切感や自由度、写真映えの良さがポイント。レストランなら料理が主役でアットホームな雰囲気、専門式場は設備が充実していてさまざまな演出に対応できます。
公式サイトや口コミで実際の挙式例をチェックし、自分たちが大切にしたいことと照らし合わせてみましょう。また、昼と夜、季節によって会場の雰囲気や装花、光の入り方も変わるので、イメージしておくと見学時の比較がしやすくなります。
音楽やペットの可否、ガーデンの使える時間など細かいルールも事前に確認しておくと、理想とのギャップを防げて安心です。
立地や式場までのアクセスを確認する
式場の立地やアクセスは、ゲストの満足度にも大きく関わるポイントです。最寄り駅から歩いて5分以内や、主要駅から乗り換えが1回で済む場所だと、迷わず来てもらいやすいです。
遠方からのゲストが多い場合は、送迎バスや提携ホテルがあると安心です。駐車場の台数や空港リムジンの有無、交通費のサポートなども考えてみましょう。招待状を送る際に駅の出口やシャトルバスの時刻を書いておくと、ゲストも安心です。
また二次会会場や観光地へのアクセス、所要時間などをチェックしておくと、移動する際もスムーズです。その他、雨の日の導線やバリアフリー対応も実際に歩いて確認すると、より安心して当日を迎えることができます。
衣裳や演出など希望をまとめる
結婚式のイメージがある程度固まってきたら、ウエディングドレスや和装などブライズスタイル、ブーケの色や使いたいお花、ヘアメイクの雰囲気、BGMや演出など、やりたいことやこだわりをリストアップしてみましょう。
希望を具体的にまとめておくと、打ち合わせのときにイメージのズレが起きにくくなります。衣裳の持ち込みができるかや追加料金の有無も事前に確認しておくと、予算とのバランスも取りやすいです。
演出についても、デザートビュッフェやバルーンリリース、プロジェクションマッピングなどやりたいことの優先順位を決めておくと、見積もり作成がスムーズです。
SNSなどで演出の写真や動画をストックしておくと、プランナーやスタッフに共有しやすく、実現できるかどうかも確認がしやすいのでおすすめです。
結婚式場の選び方ステップ2:さまざまな方法で結婚式場の情報を集める
結婚式のイメージがつかめてきたら、そのイメージや条件にあう結婚式場を探すステップへと進みます。
どのような方法で結婚式場の情報を集めればよいか、具体的な情報収集先を紹介します。
結婚情報サイトで条件に合う式場をピックアップする
検索条件で絞り込み、費用実例と口コミを比較
ブライダル情報誌で気になる式場の情報をチェックする
魅力的な写真と編集部レポで会場の質感を把握
式場探しの相談カウンターを利用する
無料カウンターで見積比較と空き日程を確認、過去の口コミなども教えてもらえる
結婚情報サイトで条件に合う式場をピックアップする
結婚情報サイトを使えば、エリア・人数・予算・挙式スタイルなど細かい条件で式場を一気に絞り込めるのでとても便利です。気になる会場はお気に入り登録して、費用実例や口コミもまとめて比較できます。
特典や割引クーポンは期限があることが多いので、スクリーンショットで保存しておくと安心。見学時に提示すればスムーズです。リアルタイムでブライダルフェアの空き状況が分かる機能を活用すると、いくつか候補がある中でも見学のスケジュールが立てやすくなります。
費用シミュレーターがあるサイトもあるので、料理や衣裳のランクを変えて総額を試算しておくと、見学当日も見積もりを作成する際にイメージがしやすくなります。
ブライダル情報誌で気になる式場の情報をチェックする
ブライダル情報誌は、プロのカメラマンが撮影した美しい写真や編集部の詳しいレポートがたくさん載っていて、ネットでは分かりにくい会場の雰囲気も伝わりやすいのが魅力です。
季節ごとの装花やテーブルコーディネートの実例も豊富なので、気に入った写真を切り抜いてイメージボードに貼れば、テーマ作りがぐっと楽しくなります。
誌面には招待状やドレスの割引クーポンが付いていることもあるので、お得に準備を進められるチャンスも。気になる会場の記事には付箋を貼って、見学のときにスタッフに見せるとイメージが伝わりやすくなります。
バックナンバーを取り寄せれば、過去の装花や価格の傾向もチェックできて、流行に左右されず柔軟な判断ができます。
式場探しの相談カウンターを利用する
式場探しの相談カウンターを利用すると、希望を伝えるだけで複数の式場の見積もりや空き日程をまとめて教えてもらえるので、忙しい方にもぴったりです。
相談カウンターのアドバイザーは、各式場の特徴やメリット・デメリットなどを第三者の視点で伝えてくれます。また各式場ごとの割引や特典などお得に結婚式を挙げるための情報も教えてくれるので、上手に活用してみましょう。
もちろん、自分たちでも情報を調べて比較することも大切。アドバイザーとのやりとりはメモを残しておくと、後から会場を比較しやすくなり、スムーズに判断できます。
結婚式場の選び方ステップ3:条件に合う結婚式場へ見学に行く
条件に合いそうな結婚式場がいくつか見つかったら、次は実際に見学に行って雰囲気やサービスを自分の目で確かめてみましょう。ここでは、結婚式場の様子を詳しく知るための見学のポイントや、見学の方法についてご紹介します。
ブライダルフェアや見学会に参加する
模擬挙式・試食で会場の雰囲気を体験し動線と演出を細かく確認
ブライダル相談カウンターに相談に行く
無料アドバイザーが空き状況を即提案。特典情報も入手でき準備時間を大幅に短縮
ブライダルフェアや見学会に参加する
ブライダルフェアや見学会に参加すると、実際の挙式会場や披露宴会場の雰囲気を体感できるのが大きな魅力です。光の入り方やバージンロードの長さ、披露宴会場の広さ、照明や演出装置の有無などもチェックできるので、当日のイメージがぐっと湧きやすくなります。
試食会では料理の味やその会場のこだわり、サービススタッフの対応なども確認でき、ゲスト目線でのおもてなしも想像しやすいです。ドレス試着がある場合は、スタッフに写真を撮ってもらい、後でゆっくり比較検討するのもおすすめです。
また、演出体験では入退場の導線を実際に歩いてみたり、人気の演出を体験したりできるので、当日の新郎新婦の気持ちが実感できると人気です。
模擬挙式に参加する際には、BGMの音量や生演奏の場合は響き方なども確認できるので、ぜひ参加してみてくださいね。
ブライダル相談カウンターに相談に行く
ブライダル相談カウンターは駅近やショッピングセンターなどアクセスのよい場所にあるので、仕事帰りにも立ち寄りやすくとても便利です。専門のアドバイザーがじっくり話を聞いてくれて、自分たちにぴったりの式場を紹介してくれます。
複数の会場の見積もりを同じ条件で揃えてくれるので、比較もしやすいですし、割引やキャンペーン情報も詳しく教えてもらえます。担当者が、見学予約や日程調整も代行してくれるので、準備の手間がグッと減ります。
紹介料はほとんどの場合無料ですが、契約後のサポート内容も事前に確認しておくと安心です。相談内容はメモして持ち帰り、パートナーとじっくり話し合ってから決めると納得感も高まります。
結婚式場の選び方ステップ4:2~3会場を見学した上で比較・検討をする
いよいよ会場見学のステップですが、どれくらい見学したらいいのか悩む方も多いのではないでしょうか。
気になった会場を2~3か所見学すると、比較検討しやすいのでおすすめです。会場ごとに雰囲気やサービス、見積もり内容が異なるため、複数を見て回ることで自分たちにあった式場が見えてきます。
もちろん、おふたりが納得できる気に入った会場がすぐに見つかった場合は、1件目で決めてしまっても問題ありません。
ここからは、見学した会場をどのように比較して選べばいいか、そのポイントをご紹介します。
プラン内容・パッケージの違いを比較する
プランに含まれる項目を揃え総額と価値を公平比較する
写真映え・撮影スポットの多様性
多彩なロケーションや背景でアルバムの写真映えを最大化する
会場周辺の施設・宿泊・二次会会場との連携
提携ホテル送迎や二次会会場までの動線を事前確認する
スタッフの対応品質やサポート体制の差
対応の速さやサポート体制で安心感を判断
プラン内容・パッケージの違いを比較する
多くの会場がプランやパッケージを持っていますので、費用を比べるときは、各式場の基本プランやパッケージにどんな項目が含まれているかをしっかりチェックしましょう。
料理のグレードやドリンクの種類、衣裳の点数、装花のボリューム、写真や映像の有無など、細かい条件をそろえて見積もりを比較すると、どこに差があるのか分かりやすくなります。
もしパッケージに足りないものがあれば追加料金を見積もりに入れ、逆に不要なサービスが含まれている場合は外せるか相談してみましょう。見積もりを修正したときは、金額の変化を比較表にメモしておくと、あとで見返すときに便利です。
また、早期成約割引や季節に応じた特典がある場合もあるので、自分たちは適用されるのか忘れすに確認しましょう。自分たちの条件に合わない割引が入っていないかも見ておくと、あとから費用が増えるリスクを減らせます。
写真映え・撮影スポットの多様性
写真映えするスポットがたくさんある会場は、アルバムの仕上がりもぐっと華やかになります。大階段やステンドグラス、ガーデン、夜景テラスなど、いろいろな場所で撮影できるか見学時にチェックしてみましょう。
実際にカメラでサンプル写真を撮って、光の入り方や照明の雰囲気も確認しておくと安心です。外部カメラマンの持ち込みや撮影制限があるかどうかも忘れずに質問して、希望のショットが撮れるか事前に確認しましょう。
雨の日でも素敵に撮れる場所があるかどうかも見ておくと、天気の心配も減ります。フォトブース用の小物レンタルや装花の持ち込み制限も合わせてチェックし、テーマカラーに合わせて写真の統一感を出すと、より素敵な思い出になります。
当日は撮りたいシーンのリストを作ってカメラマンと共有しておくと安心です。
会場周辺の施設・宿泊・二次会会場との連携
遠方から来るゲストが多い場合は、会場の近くに提携ホテルや観光スポットがあるかチェックしておくと安心です。宿泊割引やシャトルバスの有無、チェックアウトの時間なども事前に確認しておくと、ゲストへの案内がスムーズになります。
二次会会場が同じ建物や徒歩圏内にあると移動もラクで、参加しやすくなりますよ。観光地が近ければ、翌日のプチ旅行プランを提案するのもおすすめです。
地図を配ってアクセス方法を分かりやすく伝えたり、ベビーカーや車椅子での移動ルートを実際に歩いて段差やエレベーターの位置をチェックしておくと、当日の案内もスムーズです。準備をしっかりしておくことで、ゲストも安心して参加できます。
スタッフの対応やサポート体制の差
スタッフの対応やサポート体制は、結婚式当日の安心感に大きく関わります。見学のときは、スタッフの挨拶や説明の分かりやすさ、返事の早さなどをチェックして、自分たちとの相性や信頼できそうかを感じてみましょう。
打ち合わせの回数やオンライン対応ができるか、ドレスや装花担当との連携がスムーズかどうかも確認しておくと、準備がより進めやすくなります。担当者が途中で変わることがあるかや、チームでサポートしてくれる体制かも大事なポイントです。
口コミで指摘されていることは、見学の際に直接質問して不安を解消しておくと安心です。また、当日の進行を担当するスタッフや、ゲスト人数に対するスタッフの配置数、司会や音響担当との事前打ち合わせができるかも確認しておくと、より満足度の高い一日となるでしょう。
結婚式場の決め手となる5つのポイント
ここでは結婚式場を決定する際の決め手となりやすい5つのポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
1:会場の雰囲気・外観・内装
空間が生み出すムードは多くのカップルが優先する項目
2:料金や予算、コストパフォーマンス
総額だけでなく品質と自由度に見合う価格を重視
3:料理の内容や味、メニューの柔軟性
味と見た目に感動、柔軟なアレルギー対応も鍵
4:アクセスや立地、ゲストの移動負担の有無
駅近送迎有で遠方ゲストも迷わない快適な導線が必要
5:スタッフやプランナーとの相性やホスピタリティ
式場選びは、式場スタッフとの相性や対応のホスピタリティも大切
1:会場の雰囲気・外観・内装
結婚式場選びで最も重視されるのは、会場の雰囲気や外観、内装です。
チャペルの荘厳な空気感や披露宴会場の開放感、ガーデンの心地よい風など、空間が生み出すムードは写真や言葉以上に心に残ります。ドレス姿が美しく映える照明や、写真に写る背景が自分たちらしいかどうかも大切なポイント。
エントランスからバージンロードまでの導線が感動をつなげてくれるか、装花やクロスの色合い、壁やシャンデリアの質感まで五感を使ってチェックしましょう。細部にこだわることで、「ここで挙げたい」と思える会場がきっと見つかります。
2:料金や予算、コストパフォーマンス
結婚式場選びでは、料金や予算、コストパフォーマンスも大切な要素の一つです。見積書を見るときは総額だけでなく、料理や装花、衣裳など各項目の内容や内訳をしっかりチェックしましょう。
同じ金額でも、料理のグレードや装花のボリューム、衣裳の数など、会場によって含まれるサービスが異なります。気になる会場ごとに同じ条件で見積もりを取り、追加費用が発生しやすい部分も事前に確認しておくと安心です。
「安さ」だけでなく、満足度に見合った価格かどうかを基準に検討してみてください。
3:料理の内容や味、メニューの柔軟性
結婚式では料理やデザートもゲストの印象に強く残る項目になります。
コースの味や見た目はもちろん、料理の温度やサービスのタイミングも大切なポイント。アレルギー対応やオリジナルメニューの相談ができるか、地元の食材を使った特別な演出ができるかなど、柔軟性もチェックしましょう。
試食の際には「当日も同じメニューですか?」と確認して、実際の提供時と差がないかを確かめておくと安心です。料理の満足度が高いと、式の思い出もより素敵なものになります。
4:アクセスや立地、ゲストの移動負担の有無
アクセスや立地は、ゲストが快適に会場へ来られるかどうかに直結する大切なポイントです。主要駅から徒歩圏内か、雨の日でも濡れずに移動できる導線があるか、駐車場の台数は十分かなどをしっかり確認しましょう。
遠方からのゲストが多い場合は、送迎バスや提携ホテルの有無も大事なチェックポイントです。もし会場が観光地の近くなら、翌日にプチ旅行を提案するのもおすすめ。
移動手段を事前に想定し、案内状には分かりやすい地図や時刻表を添えることで、ゲストへの心配りが伝わり、安心して参加してもらえます。こうした配慮が、全体の満足度アップにつながります。
5:スタッフやプランナーとの相性やホスピタリティ
スタッフやプランナーとの相性やホスピタリティも、結婚式場選びの大切なポイントです。
長い準備期間を一緒に過ごすからこそ、質問への返答が早いか、こちらの希望をしっかり聞いてくれるか、代替案を提案してくれるかなど、コミュニケーションのしやすさを意識しておきましょう。
当日のスタッフ体制や引き継ぎの流れまで丁寧に説明してくれる式場は、万が一トラブルが起きたとしても安心できます。プランナーの熱意や笑顔が感じられる会場は、ゲストへのおもてなしも自然と行き届き、全体の雰囲気も温かくなります。
こうした細やかな対応が、当日の満足度を大きく左右します。自分たちに合うスタッフと出会えるかどうかも、しっかり見極めて選びましょう。
結婚式場選びで後悔しないために気をつけること
ここでは「結婚式場選びで失敗してしまった・・・」と後悔しがちな5つのポイントを、準備の早い段階から意識できるようまとめました。
素敵な会場に出会うために、ぜひチェックしてみてください。
雰囲気やイメージだけで即決しないこと
最低2〜3会場を見比べ、一旦冷静になってから判断
見積もり内容と追加費用を細かく確認する
含まれない項目と持込料を質問し予備費を確保
キャンセルポリシーや条件をチェックしておく
解約料発生日と金額を契約前に必ず書面確認
会場のキャパシティや動線、設備をチェックする
段差などのバリアフリーやトイレの位置などゲスト目線で歩いて確認
料理やドリンクの質・対応の柔軟性を確認する
試食で味や温度を確認しアレルギー対応を相談
雰囲気やイメージだけで即決しないこと
雰囲気やイメージだけで即決してしまうと、後から「もっと他も見ておけばよかった」と感じることがあります。一目惚れの会場がある場合でも、少しでも気になる点がある場合は2~3カ所見学し、比較検討してみましょう。
見学の際は同じ時間帯で会場の雰囲気やスタッフの対応をチェックし、夜のライトアップや雨の日の動線なども条件をそろえて確認しましょう。
帰宅後には撮った写真や感じたことをメモにまとめて、一晩じっくり考える時間を持つことで、冷静に判断できます。比較することで納得のいく結婚式場選びにつながるケースもあります。
見積もり内容と追加費用を細かく確認する
見積もり内容と追加費用は、細やかに確認しておくことが大切です。初回の見積もりは必要最小限の内容で作られることが多く、衣裳や装花のグレードアップ、写真や映像商品の追加などで費用が増えることがよくあります。
「この金額に含まれていないものは何ですか?」と質問し、サービス料や持ち込み料、司会者指名料など見落としがちな項目も一つひとつ洗い出しましょう。
やりたいことや希望を反映すると、最初の見積もりより費用が増えることも多いので、手元の予算にはあらかじめ余裕を持たせておくと安心です。こうした細やかな確認が、納得のいく結婚式づくりにつながります。
キャンセルポリシーや条件をチェックしておく
キャンセルポリシーや契約条件は、事前にしっかり確認しておきましょう。転勤やご家族の事情などで、やむを得ず延期や中止が必要になることも考えられます。
契約書には解約料が発生するタイミングや金額が細かく記載されているため、必ず目を通し、不明な点は印をつけて担当者に質問しておくと安心です。
延期の場合に追加費用が発生するか、日程変更は何日前まで可能かも確認しておくことで、いざという時にも落ち着いて対応できます。こうした丁寧な確認が、安心感にもつながります。
会場のキャパシティや動線、設備をチェックする
会場のキャパシティや動線、設備は、写真だけでは分かりにくい部分が多いものです。見学の際は、ゲストの立場になって実際に歩きながら、テーブルの間隔や天井の高さ、段差やドアの幅、トイレの場所などを細かくチェックしましょう。
授乳室やクローク、車椅子用エレベーターがあるかどうかも大切なポイントです。また、披露宴後に二次会会場へ移動する場合は、エレベーターホールやロビーの広さも確認しておくと安心です。
会場内の動線がスムーズだと、当日の移動や準備もストレスなく進められ、ゲストにも心地よく過ごしてもらえます。
料理やドリンクの質・対応の柔軟性を確認する
料理やドリンクの質、そして対応の柔軟さも、結婚式場選びで大切なポイントです。フルコースの試食では、味だけでなく料理の温度や提供されるタイミングにも注目してみましょう。
アレルギーや宗教食、ヴィーガン対応、キッズメニューの有無についてもスタッフに確認すると、ゲスト一人ひとりへの配慮が行き届いているかが分かります。
また、地元の食材や思い出のレシピを取り入れたい場合は、シェフと直接相談できる体制があると安心です。こうした細やかな対応や柔軟性が、ゲストの満足度や式全体の印象を大きく左右します。事前にしっかり確認して、納得のいく会場を選びましょう。
結婚式場の選び方や会場の決め方に関するよくある質問
結婚式場選びはいつから始めるべき?
できれば挙式の1年前くらいから式場探しを始めるのが理想的と言われています。人気の季節(春や秋)の土日祝は予約が集中し、平均でも10ヶ月前には動き出しているカップルが多いのが実情です。
特に「この会場がいい」という狙いがある場合や日取りにこだわりがある場合は、1年以上前から早めに情報収集を始めるのが安心です。
ただし、お住まいの地域や希望時期によって事情は異なります。半年後の挙式でも会場によっては間に合う場合がありますし、逆に人気会場だと1年半前でも予約困難なケースも。
目安として1年前に開始、遅くとも挙式8~10ヶ月前までには式場を決定するスケジュールを意識しましょう。
ブライダルフェアで後悔しないために気をつけることは?
ブライダルフェアで後悔しないためには、事前に質問リストをスマホなどに保存しておくのがおすすめで。
見積もりの内訳や持ち込み料、スタッフ体制、雨天時の写真スポットや動線など、必ず確認しておくべきポイントを網羅しておくと安心です。当日は動画撮影の許可をもらい、会場の雰囲気や説明を記録しておくと、帰宅後に比較検討しやすくなります。
また、基本プランに含まれる内容や追加費用、キャンセルポリシーなども具体的に質問し、後から「聞いておけばよかった」とならないようにしましょう。フェアの特別な雰囲気に流されず、冷静に情報を集めることが後悔しないコツです。
遠方から来るゲストが多い場合、どんな結婚式場を選ぶと喜ばれますか?
遠方から来てくださるゲストが多い場合は、アクセスや宿泊の利便性に配慮した結婚式場選びが喜ばれます。駅直結や空港リムジンバス発着のホテル併設会場は移動の負担が少なく、幅広い世代のゲストにも安心です。
周辺に観光地があれば、旅行を兼ねて楽しんでもらえるため、案内状に周辺マップや翌日のプラン例を添えると感謝されることも。送迎バスやシャトルバスの手配が可能かも事前に確認し、必要なら事前に案内しましょう。
また、宿泊施設の割引や荷物の宅配サービス、着付けや更衣室の案内など、細やかなサポートも大切です。こうした配慮が、遠方ゲストにとって心地よい思い出深い一日につながります。
まとめ
結婚式場を選ぶ際は、「理想を描く」「情報を集める」「実際に見学する」「比較・検討する」というステップを丁寧に踏むことが大切です。
費用、雰囲気、料理、アクセス、スタッフ対応など重視したいポイントを事前に整理し、比較表や質問リストを活用して客観的に判断しましょう。
また、実際に会場を見学して当日の動線や設備、サービス内容を自分の目で確かめることも重要です。おふたりの理想やゲストへの配慮を大切に、納得できる式場選びを進めてくださいね。
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ブラスに関するよくあるご質問
Q. ブラスには「基本プラン」やパッケージ料金はありますか?
プランやパッケージはありません。私たちはおふたり専用のお見積もりをオーダーメイドで作成します。衣裳・装花・演出まで希望を伺い、ご提案するのがポリシーです。
Q. 値引きや期間限定ディスカウントはありますか?
初回のお見積もりから、実際に結婚式を挙げるために必要な費用をご提示することを心がけています。ご成約特典や季節ごとの特典などはご用意がございますので、お気軽にご相談ください。
Q. 料理が評判と聞きました。本当ですか?
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Q. 仏前式や神前式はできますか?
チャペル内で神前式を行うことができる会場もございます。また外部の神社・寺院で挙式後にブラスの各会場で行うことも可能です。送迎バスも手配できますのでお気軽にご相談ください。
Q. 各式場のアクセスや結婚式当日の送迎はどうなっていますか?
最寄り駅から車で10分圏内の会場が多く、アクセス重視の方にも好評です。郊外の会場については、無料送迎バスやタクシーチケット手配も承りますので、遠方ゲストも安心してご招待いただけます。
Q. ホテルや専門式場と比べたブラスの強みは?
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Q. ブライダルフェアではどんな体験ができますか?
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