結婚式は人生の大切な節目ですが、見積書に並ぶ数字を前に戸惑う方も多いものです。しかし、費用構造をしっかりと理解し、時期やスタイルを少し調整するだけで、無理なく費用を抑えることは十分可能です。また、節約方法を正しく選択すれば、ゲストへのおもてなしの質を保ちながら、理想的な結婚式を実現できます。
本記事では、まず平均相場の確認から始まり、日程選びや規模・演出の見直し、手作りアイテムの活用まで、具体的に実践しやすいアイデアを順を追ってご紹介します。これらの方法を組み合わせることで、数十万円から百万円単位での節約も期待できるでしょう。
ただし、料理や引き出物など、ゲストの満足度に直結する部分を過度に削ってしまうと、満足できない結果につながることがあります。したがって、大切なおもてなしの質を守りながら、納得感のある節約をかなえるヒントを探っていきましょう。
※本記事で活用しているデータは、「ゼクシィ結婚トレンド調査2024調べ」に基づいています
まずは結婚式費用の平均と内訳をチェックしよう
結婚式の費用削減を成功させるためには、まず全体の相場と内訳を正確に把握することが重要です。これにより、どの項目で節約の余地があるかを見極めることができ、効率的な削減計画を立てられます。
結婚式の費用は、招待するゲストの人数や式場の地域によって大きく変動しますが、全国平均では約343.9万円が相場とされています。
この金額には会場費や料理、衣裳、写真・映像、装花などが含まれており、特に会場費と飲食費が全体の半分以上を占めるケースが多いです。
おふたりの希望する規模やスタイルに合わせて、どの項目にどれくらい費用がかかるのか内訳を把握し、予算計画を立てることが節約の第一歩です。
数字を表計算ソフトに転記し、比較列を設けると優先順位が明確になり、安心して削減計画を立てられます。
日程・時期を工夫して結婚式を安く挙げる方法
挙式費用は選ぶ日取りでも大きく変わってきます。そのため、結婚式の繁忙期や人気の曜日を少し外すだけでも費用が抑えられるため、どの時期を選んだらいいのかをご紹介します。ここでは時期の調整による効果的な節約方法を見ていきましょう。
オフシーズンに結婚式を挙げて費用を抑える
真夏や真冬の利用で数十万円単位の節約が可能
仏滅を選んで割引を狙う
挙式料無料や衣裳レンタル割引などの特典が豊富
平日の挙式で割引を利用する
会場料や料理の割引が期待
ナイトウェディングでお得に式を挙げる
夕方開始で会場料節約、キャンドル演出も魅力的
オフシーズンに結婚式を挙げて費用を抑える
結婚式の費用を抑えたい場合、オフシーズンの活用は非常に有効な方法です。真夏や真冬は結婚式の需要が比較的落ち着くため、多くの式場で「お得な期間限定プラン」が用意され、会場費や料理、衣裳などが割引対象となることが多く見受けられます。
たとえば、通常より数十万円単位で費用が下がるケースもあり、浮いた予算を他の演出に回すことも可能です。屋内中心のプログラムを組めば、季節の影響を受けにくく、ウェルカムドリンクや装飾に季節感を取り入れることで、ゲストにも快適に過ごしていただけます。
またオフシーズンは前撮りなどのフォトスポットの予約も取りやすく、ゆったりと撮影を楽しめる点も魅力です。さらに、遠方からゲストを招待する場合は、連休や行楽シーズンをずらすことで、交通費を抑えることにもなり、全体の満足度向上につながります。
仏滅を選んで割引を狙う
仏滅は六曜の中でも、お日柄を気にする方には避けられがちな日ですが、その分予約が取りやすく、式場ではさまざまな特典が用意されていることがあります。例えば、挙式料が無料になったり、衣裳レンタルが割引されたりと、費用面での優遇が期待できます。
実際に、総額で数十万円単位の費用削減につながる事例もあります。最近では日柄を気にしない方も増えており、浮いた予算を料理のグレードアップや送迎サービスの充実に充てることで、ご親族やゲストにもご満足いただきやすくなります。
また、人気の衣裳や前撮りの撮影スポットの予約がしやすい点も魅力です。このように、仏滅を選ぶことで賢く費用を抑えつつ、心に残る一日を実現することができます。
平日の挙式で割引を利用する
平日に結婚式を挙げることで、費用を抑えやすくなります。土日祝に比べて会場の稼働率が低いため、会場料や料理の割引が適用されることが多いです。
特に金曜夜や祝前日の夕方にスタートする挙式は、ゲストにも無理なく参加していただける点が魅力です。また、当日は他の披露宴と重なることが少なく、リハーサルやドレスのフィッティングも落ち着いて行えます。
控室やフォトスポットをゆったり使えるため、写真撮影も楽しめるでしょう。式場によっては、平日限定で装花や演出の無料サービスが付く場合もあります。節約した分でデザートビュッフェなどを追加すれば、平日でも華やかな雰囲気が演出でき、ゲストにも満足いただけます。
ナイトウェディングでお得に式を挙げる
ナイトウエディングも費用面でメリットがある場合があります。多くの式場で昼間の結婚式や披露宴よりも会場使用料などが低めに設定されていたり、ナイトウエディング向けのお得なプランを用意していることがあるからです。
ビュッフェ形式を選べば、一人あたりの飲食費も調整しやすく、二次会を同じ会場で行うことで移動の手間や費用も軽減できます。夜景が美しい会場では、景色そのものが装飾となり、華やかさを演出できます。
結婚式の規模や挙式スタイル選びで結婚式費用を安くする方法
招待人数と挙式や披露宴の形式は総額に直結するため、効果的な節約のポイントとなります。人数を調整すると料理や装花も連動して見直せるため、理想と予算の調和を図りやすくなります。ここでは、柔軟なスタイル選択による費用削減方法をご紹介します。
少人数・家族だけなどアットホームな式にする
80名から20名に変更で100万円近く変わる場合もある
1.5次会形式の結婚式を選ぶ
ビュッフェ中心でフルコースよりも予算を抑えることが可能
会費制ウェディングで持ち出し費用を抑える
会費の金額設定により新郎新婦の負担を軽くすることが可能
人前式を選んで結婚式費用を安くする
教会式よりも価格が安く設定されている傾向に
披露宴をせず挙式+食事会スタイルにする
余興や大掛かりな演出が不要で総額150万円以内も実現
リゾートウエディングを選ぶ
ハネムーン兼用+少人数挙式で費用を抑えることも
少人数・家族だけなどアットホームな式にする
結婚式の費用を抑えるには、規模や挙式スタイルの選択が大きなポイントとなります。招待人数を見直し、ご家族やごく親しい方々のみをお招きするアットホームな式にすることで、料理や引出物、演出にかかる費用を大幅に抑えることが可能です。
例えば、80名規模から20名規模に変更するだけで、料理や引出物の費用が100万円近く変わる場合もあります。少人数の場合は歓談や写真撮影の時間をゆったりと設けられ、ゲストとの距離も近く、温かな雰囲気を楽しめます。
会場選びもレストラン個室や少人数専用のチャペルなど、装飾費を抑えやすい場所を選ぶとよいでしょう。浮いた予算でドリンクやデザートを充実させることで、人数以上の満足感を演出できます。
1.5次会形式の結婚式を選ぶ
1.5次会は、披露宴と二次会の中間に位置するカジュアルなパーティスタイルです。ビュッフェとフリードリンクを基本とし、フルコースに比べて一人あたりの飲食費を抑えやすい点が特徴です。
会費制を採用する場合、ゲスト一人当たりの会費は1万~1.5万円が相場で、会費を飲食費と同程度に設定すれば新郎新婦の自己負担額を大幅に軽減することができます。演出は入場やケーキ入刀、フォトラウンドなどに絞り、歓談中心の進行とすることで、準備にかける時間も短縮できます。
装花はグリーンを中心にシンプルにまとめ、招待状や席次表などのペーパーアイテムもWeb化することで、さらなるコストダウンが可能です。カジュアルながらも大切な方々と心地よい時間を過ごせるスタイルとして、費用対効果の高い選択肢です。
会費制ウェディングで持ち出し費用を抑える
会費制ウェディングは、ご祝儀の代わりに一定額の会費を頂戴し、その範囲内でおもてなしを行うスタイルです。北海道では主流ですが、近年は全国的にも選ばれるようになっています。
例えば会費を1.5万円~2万円に設定すれば、フルコースのお料理とフリードリンクを十分に用意でき、新郎新婦の持ち出し費用は装花や写真など一部に限られます。会費制を明確にご案内することで、受付もスムーズになり、ゲストのサポートや気遣いも軽減されます。
人前式を選んで結婚式費用を安くする
人前式は宗教色を持たず、進行内容を自由に決められるスタイルです。
教会式と比較しても費用を抑えられる傾向にあります。またチャペルではなく、披露宴会場内での人前式であれば挙式に必要になる会場費も削減することが可能な場合もあります。
装花はグリーンやキャンドルを中心にまとめると、雰囲気を損なわずにコストダウンが可能です。挙式後はそのままフォトブースとして活用するなど、アイテムの二重利用もおすすめです。自分たちらしい式を形にしたい方に、満足度の高い選択肢といえるでしょう。
披露宴をせず挙式+食事会スタイルにする
披露宴を行わず、挙式の後にご親族やごく親しい方々と食事会を開くスタイルは、費用を抑えたい方におすすめです。食事を中心としたお披露目にすることで、演出にかかる費用を省くことができるからです。
テーブルを飾る装花もシンプルにまとめることで十分華やかさを演出でき、全体のコストダウンにつながります。
進行は乾杯、新郎新婦のご挨拶、花束贈呈などを中心に、残りの時間は歓談や写真撮影を中心に進めることで、温かみのある雰囲気が生まれます。無理のないご予算で満足度の高い一日を実現できます。
リゾートウエディングを選ぶ
リゾートウエディングは、沖縄やハワイなどの非日常的なロケーションで少人数挙式を行い、ハネムーンを兼ねられる点が大きな魅力です。国内リゾートの場合、挙式のみなら30万円ほどから可能で、ゲストを招いても平均すると約147万円という金額が出ており、通常の挙式と披露宴に比較すると抑えられる傾向があります。
海外では、ハワイ挙式の総費用が新郎新婦の旅費を含めて、都内での披露宴よりも費用を抑えられる場合もあります。リゾートウエディングはロケーション自体が特別な雰囲気を演出してくれるため、食事会を中心にしても満足度の高い時間を過ごすことができるのも魅力の一つです。
旅費や時期の工夫次第で、さらにコストを抑えることも可能です。次に、演出やオプション内容の見直しによる節約方法について詳しく説明していきます。
結婚式の演出やオプション内容を見直して安くする方法
演出は思い出を彩りますが、選び方によっては費用が膨らみがちです。そのため、華やかさを保ちながら、上手に節約するポイントを抑えることが大切になります。ここでは、演出費用を効率的に削減する具体的な方法をご紹介します。
装花のランクを見直し、装飾費を抑える
重要視する項目を優先し、ランクダウンも検討
演出をフォトラウンドへ差し替える
演出費の削減、ゲストとの直接交流も可能
エンディングムービーを写真スライドに置き換える
事前作成の写真スライドで費用を1万円以下に圧縮
照明・音響の追加オペレーターを省き基本プラン内で完結
基本照明とキャンドルで追加技術料なしの演出
装花のランクを見直し、装飾費を抑える
会場装花は会場の雰囲気や新郎新婦の個性を表現する部分でもあります。ただ装飾よりも料理を重視したい、ドリンクの種類を増やしたいなど、重きを置くポイントが違うのであればどれくらい費用が掛かっているかを見直してみましょう。
フローリストに希望の予算を伝え、相談することで、グリーンを多めにしたり、フォトフレームやキャンドルを使用したりと、より華やかな雰囲気になる装花を提案してくれるはずです。
演出をフォトラウンドへ差し替える
演出の一つをフォトラウンドに変更することでも節約が可能です。フォトラウンドではゲストと直接会話を楽しみながら写真を撮影できるため、会場全体の一体感も生まれます。
卓上にフォトプロップスや季節の小花を添えると、華やかさを演出しつつコストも抑えられます。撮影した写真データは後日オンラインで共有することで、思い出をより長く楽しめます。
プチギフトを手渡ししながら回ると、ゲストからも喜ばれる演出となります。
エンディングムービーを写真スライドに置き換える
当日編集のエンドロールを、事前に作成した写真スライドとメッセージを組み合わせる方法なら、費用を抑えることができます。
テンプレート動画を利用し、写真やテキストを差し替えるだけで半日ほどで完成し、費用も1万円ほどに収まることが多いです。
上映前には式場の機材でテストしておくと安心です。スクリーンの比率や原盤CDの用意など、事前に式場に相談しながらしっかり準備を進めましょう。
照明・音響の追加オペレーターを省き基本プラン内で完結
最新のレーザー演出やムービングライトは華やかですが、追加オペレーターや技術料などで費用が掛かる場合もあります。
基本プランに含まれる照明やキャンドルなどを活用することで、追加料金なしでも温かみのある雰囲気を演出できます。
BGMは会場が用意しているライブラリから選べば、著作権の手配費も不要です。夜景が美しい会場を選べば、自然光や景色そのものが装飾となり、シンプルながらも印象的な空間に仕上がります。
手作り&持ち込みで費用を節約して結婚式費用を安くする方法
手作りや外部からの調達を上手に取り入れると装飾やペーパー類の費用を抑えることにつながります。持ち込み料や自分たちの作業時間なども確認が必要ですが、手作りやDIYが好きな方なら楽しみながら節約することができるはずです!
招待状・席次表・席札を自作する
テンプレート活用で節約、手作りの温かみも演出
プロフィールムービー・オープニング動画を自分たちで用意する
編集ソフト活用で1万円以下に費用を削減も可能
ウェルカムボード・装飾グッズを自作する
100円ショップ材料を活用し、DIYを楽しむ
リングピロー・ペンライトなどブライダル小物を自分で用意する
手作りキットやネット購入を有効活用
プチギフトを自分たちで安く調達する
ネット通販を活用し、ギフトの費用を抑える
招待状・席次表・席札を自作する
招待状や席次表、席札を手作りすることで、結婚式のペーパーアイテムにかかる費用を大幅に抑えることができます。
オンラインのテンプレートを活用し、ご自宅のプリンターで印刷すれば、50部あたり用紙やインク代を含めて1万円程度に収まることが多いです。
返信ハガキの宛名印刷のみ外注することで、作業面のサポートを受けつつ全体のデザインを統一できるため高級感も損なわれません。自作ならではの温かみも加わり、ゲストにも心のこもった印象を与えることができます。
手間をかけた分、思い出にも残る節約方法です。
プロフィールムービー・オープニング動画を自分たちで用意する
プロフィールムービーやオープニング動画は、無料の編集ソフトや有料テンプレートを活用すれば、初心者でも半日ほどで制作できます。自作なら1万円以下に抑えることが可能です。
スマートフォンやパソコンのアプリを使えば、写真やテキストを差し替えるだけで簡単に仕上がり、手間も最小限です。浮いた費用は装花や衣裳小物のグレードアップに充てることができ、全体の満足度向上にもつながります。
自作ムービーはオリジナリティが出しやすく、ゲストにも温かい印象を残せる点が魅力です。
ウェルカムボード・装飾グッズを自作する
ウェルカムボードや装飾グッズを手作りすることで、結婚式の装飾費用を大きく節約できます。たとえば、100円ショップで購入できるフォトフレームや造花を使ってアクリルボードを作れば、材料費を抑えられます。
受付前に飾ることで、ゲストの撮影スポットにもなり、レンタル装飾を利用する必要がなくなります。制作は週末の数時間で十分に完成し、ご自身でアレンジを加えることでオリジナリティも演出できます。
手作りならではの温かみが伝わり、ゲストにも好評です。
リングピロー・ペンライトなどブライダル小物を自分で用意する
手作りキットを利用すれば、リングピローは2,000円ほどで上品に仕上げることができ、手作りならではの温かみが加わります。
ペンライトはネット通販でまとめて購入すると1本あたり金額を抑えられ、ナイトウェディングの演出やフォトタイムにも活躍します。
とくにリングピローは写真映えもよく、式後も記念品として手元に残せるため、思い出深いアイテムとなります。手作りの工夫がゲストにも伝わり、心温まるひとときを演出できます。
プチギフトを自分たちで安く調達する
プチギフトをネットで購入すると、持ち込み料を加味しても総額が下がる場合もあります。
通販サイトでは大量購入割引やポイント還元が利用できるケースもあり、費用を抑えることができます。
プチギフトを新郎新婦の趣味にちなんだものにすれば、特別感も演出することができ、感謝を伝えるギフト選びが実現できます。持ち込みができるかどうか、持ち込み料の有無・金額などは式場に事前に確認が必要です。
結婚式の費用削減で失敗しないための注意ポイント
費用削減を成功させるには、情報管理とスケジュール確認が欠かせません。追加料金の発生源を早めに把握し、パートナーと認識を共有して進めることが大切です。
おもてなしやゲストの体験に直結する部分は無理に削らないこと
料理・引出物・写真など満足度重要項目の質は維持
値引き交渉は契約前に完結させる
契約前の価格調整でトラブル防止、後交渉は困難
持込料・追加料金の発生源を事前に洗い出す
契約書に料金表添付、想定外出費や認識違い防止
支払スケジュールとキャンセル規定を確認する
資金計画と準備スケジュール立案、段階的キャンセル料把握
削減項目はパートナーと必ず合意形成する
双方の希望共有でトラブル防止、理想の式作り
直前変更による追加費用リスクを把握する
変更期限カレンダー管理で装花・料理の高額追加費用回避
節約情報は必ず式場に確認し鵜呑みにしない
ネット情報は式場ごとに適用可否が異なる、プランナー確認必須
おもてなしやゲストの体験に直結する部分は無理に削らないこと
結婚式の費用削減を考える際、料理や引出物、写真などゲストの満足度や思い出に直結する部分は節約しすぎないことが大切です。
これらの要素はおもてなしの心を表すものであり、質を落とすと全体の印象が損なわれてしまいます。
費用を抑える場合は、装飾や演出などゲストが気付きにくい部分に集中させることで、満足度を維持しつつ賢く節約できます。大切なのは、どこにお金をかけるべきか優先順位を見極めることです。
値引き交渉は契約前に完結させる
値引き交渉や持込可否の確認は、必ず契約前に行うことが重要です。
契約後は大幅な条件変更や追加の値引きが難しくなるため、見積もり提示の段階で希望や疑問点をすべて伝え、納得できる内容に調整してもらいましょう。
特に持込料やオプションの追加料金などは、後から発覚すると予算を大きく超えてしまうこともあります。交渉内容や合意事項は必ず書面に残しておきましょう。
持込料・追加料金の発生源を事前に洗い出す
結婚式の費用を抑えるためには、持込料や追加料金がどこで発生するかを契約前にしっかり確認しておくことが大切です。
たとえば、衣裳や引き出物、ペーパーアイテムなどを外部で手配する場合、式場によっては持ち込み料が発生します。持ち込み料の相場はアイテムによって異なります。
契約書には料金表を添付してもらい、不明点は口頭だけでなくメールでも確認しましょう。細部まで事前にチェックしておくことで、想定外の出費や認識違いによるトラブルを防げます。
支払スケジュールとキャンセル規定を確認する
結婚式の支払日やキャンセル規定は、資金計画や準備スケジュールを立てるうえで非常に重要なポイントです。
支払日がいつになるのか、またキャンセル料がどの時点から発生するのかを事前に把握しておくことで、余裕を持った計画が立てられます。
たとえば、キャンセル料は挙式日の数か月前から段階的に発生し、直前や当日になるほど高額になる傾向があります。契約書の該当部分をしっかり確認し、万が一の変更やキャンセルにも慌てず対応できるよう備えておくと安心です。
削減項目はパートナーと必ず合意形成する
費用を削減する際は、どの項目を優先して節約するかを必ずパートナーと十分に話し合い、双方が納得したうえで決定することが大切です。
一方的に決めるのではなく、お互いの希望や大切にしたい部分をしっかり共有し、納得できる形で合意形成を行うことで、準備期間も安心して進められます。
直前変更による追加費用リスクを把握する
装花や料理などの内容を締切日を過ぎてから変更すると、追加費用が発生しやすくなります。
特に装花のデザインや料理のコースを直前で変更した場合、通常より費用がかかるケースもあるようです。
こうしたリスクを避けるためには、各項目の変更期限をカレンダーに記載し、リマインダーで管理することが有効です。事前にしっかり把握しておくことで、安心して準備を進めることができます。
節約情報は必ず式場に確認し鵜呑みにしない
インターネットやSNSで見かける結婚式の節約情報は、式場ごとに適用できるかどうかが異なりますので、必ず担当プランナーに確認することが大切です。
ネットの情報を鵜呑みにして準備を進めると、思わぬトラブルや追加費用が発生することもあります。式場のルールや運用状況はそれぞれ異なるため、最終的な判断は現場の意見を取り入れ、納得できる形で進めましょう。
結婚式を安くする方法に関するよくある質問
親族のみや少人数結婚式は盛り上がるか心配です
歓談重視でアットホームな雰囲気、ゲスト全員と交流可能
少人数結婚式の流れやできる演出について知りたいです
挙式後会食で乾杯、セレモニー、歓談を中心とした流れ
親族のみで行う結婚式は気まずいですか?
歓談中心進行と感謝の言葉で和やかな雰囲気創出
親族のみや少人数結婚式は盛り上がるか心配です
親族のみや少人数の結婚式は、盛り上がりに欠けるのではと心配される方もいらっしゃいますが、歓談や写真撮影の時間を多く設けることで、自然と温かな雰囲気が生まれます。
プロフィールムービーや家族への手紙の朗読など、新郎新婦の人となりやゲストとの絆が伝わる演出を取り入れることで、参加者同士の距離も縮まり、暖かな雰囲気になります。人数が少ない分、ゲスト全員とゆっくり会話ができ、アットホームな空気感が魅力です。
少人数結婚式の流れやできる演出について知りたいです
少人数結婚式では、挙式後に集合写真を撮影し、その後乾杯やケーキセレモニー、花束贈呈などのセレモニーを行う流れが人気です。
歓談の時間を長めに確保することで、ゲスト同士や新郎新婦との交流が深まります。演出はシンプルながらも、心を込めた手紙やサプライズムービーなど、参加者の顔ぶれに合わせてアレンジできるのが特徴です。
親族のみで行う結婚式は気まずいですか?
親族のみで行う結婚式は、気まずさを感じるのではと心配されることもありますが、歓談を中心に進行し、感謝の言葉を丁寧に伝えることで、和やかな雰囲気が生まれます。
人数が限られている分、写真撮影や会話の時間もゆったり確保でき、ご家族同士の絆を深める場としても最適です。形式にとらわれず、心温まるひとときを過ごせるのが魅力です。
まとめ
結婚式の費用を安く抑えながらも心温まる一日を実現するためには、日程や規模、演出内容を柔軟に見直し、ご自身に合ったスタイルを選ぶことが大切です。
おもてなしや思い出に直結する部分は質を保ちつつ、装飾やオプションなど優先順位の低い項目で工夫を重ねることで、無理のない節約が可能となります。
パートナーとしっかり話し合い、希望や目標を共有しながら、プランナーとも丁寧に相談を重ねていくことが成功の秘訣です。メリハリのある節約で、笑顔あふれる理想の結婚式を形にしていきましょう。
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ブラスに関するよくあるご質問
Q. ブラスには「基本プラン」やパッケージ料金はありますか?
プランやパッケージはありません。私たちはおふたり専用のお見積もりをオーダーメイドで作成します。衣裳・装花・演出まで希望を伺い、ご提案するのがポリシーです。
Q. 値引きや期間限定ディスカウントはありますか?
初回のお見積もりから、実際に結婚式を挙げるために必要な費用をご提示することを心がけています。ご成約特典や季節ごとの特典などはご用意がございますので、お気軽にご相談ください。
Q. 料理が評判と聞きました。本当ですか?
披露宴会場隣りのライブキッチンから出来立てをサーブするため、お料理重視の方にも好評をいただいています。ブライダルフェアでは無料試食をご用意していますので、味・温度・香りをぜひ体感してください。
Q. 仏前式や神前式はできますか?
チャペル内で神前式を行うことができる会場もございます。また外部の神社・寺院で挙式後にブラスの各会場で行うことも可能です。送迎バスも手配できますのでお気軽にご相談ください。
Q. 各式場のアクセスや結婚式当日の送迎はどうなっていますか?
最寄り駅から車で10分圏内の会場が多く、アクセス重視の方にも好評です。郊外の会場については、無料送迎バスやタクシーチケット手配も承りますので、遠方ゲストも安心してご招待いただけます。
Q. ホテルや専門式場と比べたブラスの強みは?
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Q. ブライダルフェアではどんな体験ができますか?
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