SDGs ブラスの取り組み
株式会社ブラスは、
“いい結婚式”を創り、
“ブラスファン”を増やし続けることで
企業成長と社会貢献の両方を
実現します。
「それぞれの新郎新婦にとって最高の結婚式を創る」という理念のもと、ブラスは多くの家族の誕生に立ち会ってきました。多様なカップルに寄り添い、たった一つの形を創りだすブラスの結婚式。その結婚式に参加していただいたすべての人に、結婚式っていいな、家族っていいな、と心から感じていただきたい。それこそが、日本の結婚式のあるべき姿だと信じているからです。
ブラスには、2003年のハウスウエディング事業立ち上げ以来、こだわり続けてきた独自のスタイルがあります。3つのブラススタイル「完全貸切ゲストハウス」「ウエディングプランナー一貫制」「オープンキッチン」の他にも、育成コストがかかる「サービススタッフの直接雇用」「司会者の直接雇用」などが挙げられます。いずれも利益追求の視点では非効率な手法に映るかもしれません。しかし、これらの手法をチーム全体で意味を理解し、丁寧に繋ぎ合わせ、徹底的に行うことではじめて「いい結婚式」が実現できるのです。
さらにブラスでは、そうして創り上げられる結婚式を通じて一人でも多くのファンをつくること、そして、そのファンを起点に次のお客様に繋げていくことを目指しています。人生で一度のイベントを商品としているブライダルビジネスにおいては、いわゆる「リピート」に力を入れるという概念自体が異例と言えます。
だからこそ、私たちは成し遂げたいのです。
ブラスの結婚式が生み出す“感動”と“縁”を武器に企業成長を目指す。同時に、ブラスの結婚式が日本中に広がることで、人と人の繋がりを感じられる、心豊かな世の中の実現に貢献できると強く信じています。
BRASSとSDGs
2021年11月、SDGs推進や社内の意識向上を目的としたSDGsプロジェクトが発足しました。ブラスのこれまでの歩みをなぞる中で、様々な価値ある取り組みに改めて気づくとともに、課題も見えてきました。ブラスは、「持続可能な世界」を実現するための道しるべであるSDGsに賛同し、世界の課題に企業としてどうアプローチしていけるか考え続けてまいります。
結婚式を通じた
取り組み
100 組 100 通りの結婚式
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100組のカップルに100組のストーリーがあるように、同じ数だけ結婚式の形があっていい。ブラスはどんなカップルに対しても最高の結婚式を届けてきました。お子様がいらっしゃる方、車いすの方、LGBTQの方、国際結婚の方。今までも、そしてこれからも変わることなく、それぞれのカップルに寄り添い、それぞれの新郎新婦にとって最高の結婚式を創り続けていきます。
ユニバーサルデザイン /
ユニバーサルマナー
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新郎新婦が「結婚式に招待したい人を、安心して全員招待できる」ことは、最高の結婚式のために必要不可欠な条件だと思っています。ブラスでは2011年以降、会社の教育制度の1つにユニバーサルマナー講習を取り入れ、ウエディングプランナー・ドレスコーディネーターは検定を取得しています。また、すべての結婚式場にユニバーサルデザインを取り入れており、ご高齢の方、小さなお子様、車いすや杖を利用する方などにとっても過ごしやすい空間づくりを目指しています。
フードロスへの取り組み
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クレドカード「ブラスラブ」には“素材を大切にする”という言葉があります。創業以来、既製食品を使わず素材をそのまま仕入れ、様々な工夫をしながら使い切ることを大切にしています。
地産地消・地域貢献
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ブラスの運営する結婚式場・レストランでは、地域の食材を積極的にメニューに取り入れています。日本各地から列席されるゲストに地域の魅力的な食材を広めることはもちろん、地域の農家とコミュニケーションを取りながら、食材を通じてできる新たな可能性を模索しています。
サービススタッフの
雇用と育成
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ブライダル業界では珍しいことですが、ブラスは派遣会社などを介さず、すべてのサービススタッフを会場専属として直接雇用しています。 PJ(Pretty Jobの略)という愛称で呼ばれており、その多くは学生です。結婚式当日だけでなく、PJが主役の様々なイベントを通して、働く意味、働く喜び、仲間の大切さ、リーダーシップなど、多くのことを学び、成長してもらえる機会を提供しています。
企業としての
取り組み
障がい者雇用
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ブラスでは、働く中で新たな夢や目標を抱いてほしいという想いから、障がい者雇用で採用したメンバーを「チャレンジさん」と呼んでいます。店舖スタッフが時間を割いていた細かな作業を請けて全店舗のサポートをしたり、一部店舗で会場セッティングや、引出物の仕分け作業、会場内の清掃を行っています。結婚式当日にはゲストが使用した食器洗いをし、新郎新婦やゲストの笑顔が見える距離で働くことにもこだわっています。ブラスグループ全体で様々な仕事を分担し、支え合い、それぞれが働きがいを見つけられる環境を目指しています。
ペーパーレス
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10年以上前から社内書式や受発注の仕組みを積極的に電子化。今後もIT系部門を充実させ、社内外問わず紙での仕組みを減らし、環境へ配慮していきます。
地域の学生との交流
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結婚式に関わる仕事の魅力を多くの方に届けるため、年に複数回、学校での職業講演を行っています。代表取締役社長の河合達明はもちろん、ウエディングプランナーや料理人が、自身の経験や想いを伝えることで、結婚式の価値やこの仕事の素晴らしさについて、学生のみなさまに考えていただけるきっかけになればと考えています。
地域で活躍する
アーティストを応援
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2017年からブラスに縁がある地域の作家、特に若手アーティストの作品を会場に展示しています。結婚式当日に多くのゲストが会場を訪れ、長い時間を過ごすという結婚式場の特性を活かし、より洗練された空間と、多くの方に作家や作品について知ってもらう機会を同時に創りだしていきます。
障がい者アーティストを
応援
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一般社団法人障がい者自立推進機構「パラリンアート」とパートナーシップを結び、地域のアーティスト「はたあつき」さんを応援しています。2022年には、ご本人を交えた交流会や結婚式場の見学会なども行いました。日々気になったものを感性豊かに表現するはたさんの作品はとても魅力的で、本社オフィスに展示することで、多くの人に知ってもらいたいと考えています。
SDGsプロジェクト
プロジェクト発足をきっかけに広がった活動の一部をご紹介します。
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プラスチックストローの廃止
すべての店舗で、プラスチックストローから紙ストロー・バイオマスストローへの移行。
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ペットボトルキャップ回収
学生PJ (サービススタッフ)の声から始まったリサイクル&ワクチン支援活動。
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コルク回収
結婚式で提供するドリンクのコルク栓をドリンク取引先と協力してリサイクル開始。
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廃油回収
結婚式場全店でリサイクルのための回収を徹底。
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会場照明をLED化
築10年を超える店舗に残る旧式の照明をLED照明へ入れ替え。2030年にはすべての会場のLED化を目指す。
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SDGs関連商品の拡充
引出物のブラスオリジナルパンフレット内で、SDGsに関わりの深い商品を積極的に導入。
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アクリルパネルのリサイクル
コロナ禍で使用したアクリルパネル約4000枚を再生アクリルの原料としてリサイクルへ。
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節電プロジェクト
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全社で節電に取り組む年間イベントを実施。毎月SDGsプロジェクトで店舗ごとの電気使用量を集計し、昨年と比較しながら節電率の成果を見える化している。ブラスらしく楽しみながら取り組めるよう、店舗対抗の形をとっており、結婚式の実施数は前年比(上半期)で25.3%増の中、半数以上の店舗で昨年の電気使用量を割り込む数値で着地見込み。
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